前頭葉の働きが弱いと・・・?

前頭葉の働きが弱いと・・・?

前頭葉は社会性や理性を司っているため、この働きが害されたり弱ったりしているとどうしても反社会的な性格傾向に陥りがちです。そのためトラブルが絶えず、自分は何故周りとこれほどうまくいかないのかわからないと悩むことになります。またその症状からどうしても犯罪に手を染める危険性が高く、その後の社会復帰が難しいという問題もあります。

 

例えば他人の持っている何かが欲しいと考えたとき、その他人の持っているものを見るとドーパミンなどが分泌され、それがより欲しくなったり快楽を感じたりします。その物を得るために最も手っ取り早い方法は多くの場合その人の物を奪うこととなりますので、そういった発想も生まれます。これ自体は自然なことで、誰でもこういった反社会的考えを持ちうるものです。

 

しかし、人のものを盗んではいけないという道徳性や自分が同じことをされたら嫌だと言う集団における社会性などがその考えに待ったをかけるわけです。この待ったをかける脳の部位こそが前頭葉であり、前頭葉の働きがあってこそ複数の人間が共存できる社会が形成されていると言えるでしょう。

 

もうおわかりかと思いますが、前頭葉の働きが弱いと欲望に対する抑制機能も弱まるため、自分の欲望を達するために手段を選ばなくなります。特に社会通念上の抑制や道徳上の抑制など高度な人間的考えが薄らいでいき、ちょっとしたことですぐに犯罪を起こしてしまうことに繋がってしまいます。

 

前頭葉の働きを強めるためにも活性化させる栄養を脳に送ることも重要になります。