前頭葉を鍛える運動

前頭葉を鍛える運動

脳の機能は脳への血流量が大きく支配しているということは今では広く知られており、認知症の予防や解消に運動を始めとした血流改善プログラムが一般的に取り入れられています。そして特に前頭葉には運動野という筋肉の動きを司る部位があるため、前頭葉を鍛えるために運動は特に有効なものです。

 

前述の通り、前頭葉に限らず脳血流の改善は脳全体の機能向上に役立つため、血流を良くする有酸素運動の類いは全て有効です。

 

有酸素運動は運動中の血流を良くするだけでなく、脂質を消費するため血中の中性脂肪やコレステロール低減に大きな効果が期待でき、動脈硬化を予防することによって脳血流の阻害要因自体を予防できるのです。ですからあまり時間が取れないため運動を何か一つだけ続けたいとなれば断然有酸素運動をお勧めしたいところです。

 

有酸素運動をお勧めする向きとは180度方向転換してしまいますが、前頭葉の一部は上半身の随意運動をコントロールしているため、考えて上半身を稼働させる運動は前頭葉にピンポイントに効く運動と言えます。

 

運動できる場所が極めて限られるのが欠点ですが、雲梯(うんてい)のような運動はまさに掴む場所を視認して選択的に腕を稼働させる、前頭葉を集中的に鍛える運動と言えます。

 

ただ腕や上半身を動かすだけでなく、運動中に考えて筋肉を動かす運動であることが重要なポイントです。ロッククライミングなども同様の効果が得られるでしょう。